スプリンターとマイラー
スプリンターとマイラーを比べてみると、マイラーはスピード能力に優れるが、スタミナに問題を抱える競走馬も多いため2000メートル以上の距離になると最後に失速する事が多い。
また、潜在的なスタミナを持ちながらも、燃えすぎる気性が災いして距離適性が短くなるケースもあるとされている。
ただし、馬の地力やレース展開・騎手の騎乗技術でカバーできることがある反面、コースによっては2000mを走り抜けるだけのスタミナが要求されるレースもある。
逆に、スプリンターのようなスタートダッシュで走っていては逃げつぶれてしまうので、1400m以下のレースでは見せ場無く終わってしまう事もある。
スプリンターが活躍の場を求めてマイルの舞台に来る事もあり、中盤の時計は非常に早い傾向にある。
さらに、中距離を主戦場とする馬も挑戦することがあるため、層が非常に厚く、レースも過酷になるといわれている。
マイルは競走馬の本質が問われ層の厚さもあってスピードと持久力のいずれが欠けても大成できず、競走馬としての総合的な能力を最も問われる領域となっている。
かつての中央競馬では長距離のレースで活躍する馬が評価される傾向が強く、グレード制導入以前は八大競走の中で1600mのレースは桜花賞のみであった。
1984年にグレード制が導入された際に安田記念とマイルチャンピオンシップがGIに格付けされたことで、初めてマイラーに大きな活躍の舞台が与えられた。
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