馬券の検討材料となる
中央競馬で活躍する騎手はその殆どが競馬学校の出身者で占められています。
競馬学校を卒業する騎手の卵たちは、卒業後の就職先として関東か関西にあるいずれかの厩舎に所属することになるのです。
近年になってやや崩れた感もありますが、競馬の世界は栗東に坂路が開設された頃から西高東低の状況が続いています。
よくこの事象を指して坂路の開設にその原因を求める話を聞きますが、一因であって全てでは無いのです。
では坂路以外にどのような要因があったかというと騎手の使い方にあるのです。
一般的に関東では若手騎手を嫌う傾向があります。
逆に関西では若手騎手を積極的に使い特に減量騎手に対してチャンスを与える傾向にあります。
関東の調教師のスタイルがやや古い考え方なのかもしれません。
結果、関西では若手騎手を含めて全体の底上げが出来たのに対して、関東は上位騎手は高いレベルにあるものの底上げがなされず、下からの突き上げが無いこともあって全体のレベルが下がったと思われます。
この傾向が実際のものであることを示しているのが馬券の配当です。
関東では比較的本命傾向が強くでるため配当が安く、関西では若手が穴をあけるために配当は高い傾向にあるのです。
特に近年は武豊騎手の衰えと、安藤騎手の騎乗数減少、更に岩田騎手や福永騎手の安定感が薄いことから、よりこの傾向が強まっています。
関東は三浦騎手の活躍などで少し雰囲気が変わっていくのかもしれませんが、このような傾向にあることを念頭においておけば、十分に馬券の検討材料となるのです。
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