オーストラリアの場合
他方でオーストラリアの場合には、競馬の厩舎制度はほぼ全面的な外厩制であり、競馬関係のライセンス取得が日本や欧米よりも比較的容易になっている。
このこともあって、大規模な厩舎には自前でトレーニングセンターの様な施設を構えるものが見られる一方で、小規模な個人経営の牧場の経営者が競馬調教師としてのライセンスを取得し、競走馬も自己生産や自己所有のものを家族で数頭管理するだけで、これを地元の競馬場や調教場などのコースに持ち込んで調教して仕上げ、レースに出走させるスタイルの“家族経営型小規模厩舎”も数多く存在している。
この場合、牧場主の子や兄弟が騎手を務めるなど、所属や契約以前の家族の枠で終始する事も珍しくない。
また、この様な者が騎乗ノウハウを取得してライセンスを取得するための民営の騎手養成所が多数存在している。
ニュージーランドもほぼ同様である。
また、オーストラリアやニュージーランドでの騎手ライセンス取得は国籍などにまつわる制限も緩いため、競馬学校や地方競馬教養センターの騎手養成過程に入れなかった日本人が騎手になるチャンスを求めて渡り、現地のライセンスを取得後に調教師や厩舎と契約して所属するケースも若干数だが見られる。
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